日記

量に拘り過ぎる危険性

昭和世代は、どうしても悪い癖が抜けなくて、ついつい「量」に強い拘りを持つ傾向があります。

例えば学生スポーツの練習時間を例にすると、平均的な選手は毎日2時間練習しているとする。

自分が平均以上のパフォーマンスを出したい場合、どのように問題解決するか?というと単純に日々の練習を4~5時間確保しようとします。

実際に自分は上記の事を実践してました。

確かに継続する事によってパフォーマンスが向上したという経験があります。

そこそこ成果が出るので、この理論は一見正しいように感じてしまいます。

 

しかし、この考え方には大きな問題があって、このような行為は簡単に限界に到達してしまい伸びしろがありません。

簡単にパフォーマンスが向上していくのは、実はレベルが低い場合のみに限定されています。

何も考えずに我武者羅に、ただただ量をこなしているというのは実は非常に費用対効果が悪いのです。

毎日、平均値の倍の量をこなしていても倍のパフォーマンスを出す事は絶対にできません。

もし、できているとしたら、それは未経験者が初心者に到達するくらいの段階に限定された話です。

 

最近はこれらの事を意識して、ただ量だけをこなすのではなく、どのように進んでいくべきか?という視点に常に意識を向けるようにしています。

 

 

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